MAYAはあいかわらず曲者である

今回はパーティクルを飛ばすのが目的でなかったので制作当初は
タイムインジケータを逆再生してもパーティクルが
逆再生されないなぁ~

ぐらいで気にしてなかったのですがwダメじゃんということで
「カレントタイムまでラインナップ」にチェック
するとキャッシュで
再生されながらなので、少しカクカクですがなんとか・・・
こんなのデフォで用意しておけって感じw
MAYAはあいかわらず曲者である。
雪だるまんの制作はこれにて終了~
最近MAYAばかりなので、次は3dsMAXでの制作予定です。

発生をテクスチャで

帽子と床の雪が部分的にしか発生させていないんです。
これは、テクスチャを使ってオブジェクトの一部からのみ
パーティクルを発生させるように設定しています。

どんなテクスチャでコントロールしているかというと、
ためしに帽子にそのテクスチャを貼ってみると、
テクスチャの黒いところからパーティクルが出てきます。

設定は「エミッタ タイプ」を「サーフェス」に変更します。
「テクスチャ放出アトリビュート」の「テクスチャ レート」に
画像ファイルを接続し、「テクスチャ レートを有効化」と
「暗部からの放出」にチェックを入れると完成です。
「暗部からの放出」をオフにすると、テクスチャの明るい部分から
放出されます。

数値と格闘だ

最初に持ってきたユキだるマンの大きさを参考にしながら
パーティクルの大きさや量を調整します。
「レンダーアトリビュート」の「半径」でここのパーティクルの
大きさを「しきい値」でメタボールのくっつき具合を調整します。
できあがったパーティクルは大きさがすべて同じなので違和感が
あります。
そこでエクスプレッションという式を使って大きさをランダムに
していきます。

particleShapeをアトリビュートエディターで開き、
「ダイナミック アトリビュートの追加」の「一般」ボタンを
押します。
「アトリビュートの追加」ウィンドーの「パーティクル」タブで
「radiusPP」を選び、「追加」。
ウィンドウ>アニメーションエディタ>エクスプレッションエディタで
「エクスプレッション エディタ」を開き、
オブジェクトフィルタ フィルタ>ダイナミックス>パーティクルで
パーティクルを選びエクスプレッションの所に

radiusPP = rand(1,5);

と入力します。
これは「半径1から5のパーティクルをランダムに生成する」という
式になります。
「作成」ボタンを押すと、大きさがばらばらのパーティクルによる
ユキだるまんが完成しました。

エミッター

パーティクルとは小さな粒なのですが、これに大きさや色を与える
ことで雨とか、砂とか水とかを表現することができます。
パーティクルはエミッターと呼ばれるところから放出されます。
このエミッターを雪だるまのオブジェクトにしてやります。
ダイナミックス パーティクル > オブジェクトからの放出
アトリビュート「emitter」と「particle」ができあがりました。

「particleShape」タブの「レンダーアトリビュート」
「パーティクルのレンダータイプ」を「メタボール サーフェース」に
切り替えます。
すぐ下にある次のアトリビュートを追加の
「カレント レンダータイプ」をクリックすると、半径としきい値が
入力できるようになります。
メタボールとは2個以上のものをお互いに近づけると水銀のように
滑らかにくっつくといったものです。
まずはパーティクルのスピードを落としてあまり外側に
飛んでいかないようにしてやります。
後は大きさと数を調整します。