揺れものモーション作成

905-Elf_Reactor01

モーションが出来上がったので、それに付随する揺れ物のモーションを
なるべく手をかけずに作成したいな~と考えちょっとやってみました。
まずはキャラをコピーして胸の部分だけ残しておきます。
(スキンがかかった状態)

908-Elf_Reactor02

ヘルパーを2つ用意して、「アタッチメントコンストレイント」を
使って胸の頂点にコンストレイントします。
胸の部分は「フレックス」モデファイヤを使って簡易ソフトボディの
シュミレーションをかけています。
ヘルパーを「モーションパネル」にある「モーションパス」から
スプラインに変換を使って、モーションパスをスプラインに
変換します。(上のサンプル範囲で調整する)
スプラインから変換を使って先ほどのスプラインから
モーションデータをコピーして「集約」のボタンでモーションを
焼き付けることができます。
これで「フレックス」によって柔らかく変形した胸の
位置のモーションをヘルパーにコピーすることができたので、
胸のポーンにIKを仕込みチェーンをヘルパーとリンクすることで
胸を揺らすモーションの完成です。
チェーンとヘルパーの間にさらにヘルパーを追加して、
それにモーションを追加することでさらにモーションを自分で
コントロールできるようにもなりますね。

も~しょんびるだーでプロット

911-Elf_Plot01

ビルダーのコントロールリグで完成したモーションは1回ボーン
(ビルダーではスケルトン)に変換(プロット)します。
こうすることで、既存のソフトに戻すことができるんです。
もちろん、変換したモーションをもう一度コントロールリグに戻すことも
可能です。

914-Elf_Plot02

ここで少しはまってしまったのですが、キャラのベースは
3ds Maxのver8で作成してfbx形式で出力し、Motion Builder7.5へ。
モーションをつけて再びMaxにもどしたのですが、何度戻しても
アプリケーションエラーで強制終了w
どうやら、fbxプラグインのバージョンの問題で新しすぎたのが
原因みたいです。
FBX Converterで古いバージョンに変換して無事Maxに戻せました。
モーションが綺麗に再現されている~でも、下着がチラ見えしてますねw

も~しょんびるだーでポーズ付け

917-Elf_Pose01

モーションビルダーの勉強をしなければならないので、エルフ姉さんに
ポーズをつけてみました。
ビルダーではポーズを簡単に登録できます~もちろんMAXでもバイペットを
使うと同じことができますけどね。

920-Elf_Pose02

ビルダーで登録したポーズは簡単に反転コピーできます。
ってこれもバイペットでもできるか~

923-Elf_Pose03

最初にポーズをバンバン登録しておき、後は適切なフレームで登録した
ポーズを呼び出してキーを作成していくのですが、例えば左足のリグを
選択した状態で次のポーズを呼び出すと、左足の位置を基点として
ポーズを付けてくれるんです!
これにより足がすべることがないのよね~なんて便利

914-Elf_Plot02

ビルダーの最大の強みは「リアルタイム再生」ですね。
モーションを作成する上で、リアルタイムに再生できるということは、
最大の強みです。
ワイヤー表示にしたり、ローポリに置き換えたりとMAXでは苦労しますw。

エルフ姉さんの作り直し-テクスチャ-

929-DarkElf_Texture

すっかり更新が遅れてしまいましたが、テクスチャが完成しました~
例によってUVをMAXで展開した後、zbrushにてテクスチャは描きました。
今回はSDSを使わず生ポリゴンなので、
プロジェクションマスターにて直にテクスチャを描きました。
ついでにポーズを付けてレンダリングしましたが、ポーズはリグを組まず
ボーンでそのままポーズを付けました。
アクセサリー部分のウエイトをつけていなかったので、
電車の中でつけちゃいましたw

も~しょんびるだー?

 

932-Elf_Builder01

3dsMaxみたいな統合ソフトではなく、各分野に特化したソフトが
存在します。
大手のCG屋さんが、分業しているようにCGソフトも分業なのですよ。
モーションに特化したソフトで「Motion Builder」がありますので、
今回これで少しモーションを付けてみます。
(こんなことしていて間に合うのか?)
上の画面はMaxでのシーンですが、これをfbx形式で書き出します。
このソフトは、モデリングしてUV・スキン済みのキャラクターを
転送する感じで使います。

935-Elf_Builder02

こんな感じでビルダーに転送されました。
このキャラクターに「キャラクタライズ」という処理を施すと、
グリグリ動かせるようになります。
そのため、MAXのほうである規則にそって骨の名前をつけておくと
便利です。

938-Elf_Builder03

キャラクタライズが完了するとサンプルの男の人に
丸のアイコンが出てきます。(左下)
丸いアイコンと自分のキャラクターの同じ部分が対応してますので、
そのまま動かしたり回転させたりできます。
いわゆるリグを作ってくれるんですね~
動かす方法もフルボディにIKが組まれているので、手を下に
動かすだけでしゃがみますしFKで移動させることもボタン一つで
切り替えられます。
おそろし~ソフトです。