ハンバーガーのライティング

テクスチャが描けたので、ライティングを行います。
本来はライティングを行ってからテクスチャを描くのですが、
今回はテクスチャというよりマテリアルに重きがあるので
このタイミングでライティングを行います。

CGハンバーガーの環境光

まずはレンダリングをメンタルレイに切り替え、ファイナルギャザリング
を使い、カメラのバックグラウンドカラーにグレーを入れて環境光を
作り出します。

CGハンバーガーのメインライトによるライティング

これにメインとなる光をエリアライトであてると上記のような感じになります。
ややはっきりとした影が出るようにシャドウを調整します。
ここから、各素材に対して専用のライトを置いていき、ライトリンクの機能を使って他の素材に光が当たらないように調整します。

TopBuns_Light

スポットライトを一つ出して、一番上にあるバンズと2枚のパティにのみ光が当たるようにライトリンクで設定を行います。

CGハンバーガーのポイントライトでパティにだけライティング

ポイントライトを使って、2枚のパティに光が当たるようにして配置してから
ライトリンクで他の素材に光がいかないようにします。

CGハンバーガーのチーズにだけスポットライトよるライティング

スポットライトを使って、チーズをライティングします。
チーズはMentalRayの「misss_fast_simple」マテリアルを使うので強めに
光を当てておきますが、これはパティにも同じことが言えます。

CGハンバーガーのバンズにだけライティング

ポイントライトを使って2つのバンズに光があたるように配置しておきます。
このように専用ライトを置くことで個別に光源の位置を調整して
光の当たり方をコントロールしライトリンクを使うことで、
当てたくない素材に光を当てなくすることができます。
また、光は足し算でもあるので重ねていくことで光の当たる量を
コントロールすることもできます。

同様にストロー用トマトのしずく用と置いてライティングが完成です。

肉のテクスチャ

zbrushのspotlightを使ってテクスチャを作ります。
「Texture」から参考になる焼き目のついたテクスチャを読み込みます。
読み込んだテクスチャを選択して「Add to Spotlight」でSpotlightに転送します。

zbrushのspotlightを使ってCGのハンバーガーのテクスチャを作ります。

テクスチャと丸いメニューが出てくるので、丸メニューの中の「Scale」で画像の大きさを、「Opacity」で画像の透明度をコントロールしてモデリングした肉と写真とを合わせます。
「Opacity」を低くして、肉のモデルが透けて見えるようにしてやります。

zbrushのspotlightを使ってCGのハンバーガーのテクスチャを作っている所

大体合わせたら、「Opacity」を一番低くしてから「Z」を押してテクスチャ編集モードになるので、塗ります。
なんかコンビニのおにぎりみたいな絵だなw

zbrushのspotlightを使ってCGハンバーガーのテクスチャが完成

これを繰り返して全体が塗れたら丸メニューの×を押して終了にします。