「zbrush」カテゴリーアーカイブ

Pixologic zbrushのTipsや機能紹介、作品での使いどころを紹介します。
バージョンは変わりますので、タグで確信して下さい。

イラレとzbrushで

559-zsphere

今回はZSphereを使ってモデリングしてみます。
ZSphereとはZBrush独特のモデリング方法で、ZSphereと呼ばれる
球体をつないで基本形状を作り、それをポリゴン化して、
さらに編集していくというやり方です。
ドラッグすると上半分の色が暗くなった赤い球体が描かれます。
これは球体の上下を分かりやすくするためですが、中心がどこだか
わからないので「シンメトリーモード」で作業すると赤い丸が
表示されるのでわかりやすいです。
一つ目を描画したらすぐに「Draw」モードにします。
(上の画像は練習用です)

579-zsphere06

シンメトリーにしたり、単独にしたり切り替えながらドラッグして
ZSphereを積み重ねてモデリングしていきます。
Tool>Adaptive Skin>Previewでポリゴンの状態を確認でき、
ALT+クリックでZsphereを削除することができます。

568-Reise

イラレで描いたパスをMaxにインポートして
「レイズ」モデファイヤで瓶にしました。
Gozを使ってzbrushに戻して、オトシゴと合わせてみます。

571-zsphere03

辰年は飲み続け

Dragon

今年は辰年ということで「タツノオトシゴ」を制作してみました。
年初めから飲み続けていたので、「オトシゴ」にもおっそわけということで~今年は新年早々マシン系のトラブルでPCに小バカにされプライベートでも小バカにされる事が多く、
先行き怪しい年初めですが、
初心に戻って
ガンガン行きたいと思います。
最近少し丸くなりすぎな感じがありますので、
ガンガン厳しく行きたいと思いマス。
あっ、体形も丸くなりすぎですがww

zbrushから吐き出す

378-Zbrush01

まずは、テストを兼ねてマップを吐き出してMAYAで
適用してみます。
まずはディスプレイスメントマップ~
マップの細かな説明は次回に以降にするとしてやり方を・・・

379-Zbrush02

モデルのSdivを1に下げてから
「Tool」>「UV Map」>「UV Map Size」でテクスチャの
大きさを設定し
「Tool」>「Displacement Map」>「Create DispMap」
作成できます。
「Adaptive」にチェックを入れると
より精度の高く作成してくれます。(その分、時間掛かるけどね)
できあがったテクスチャは「Clone NM」で
Alphaパレットにコピーされます。
「Alpha」パレットの「Export」で保存します。
同様にモデルのSdivを1に下げてから
「Normal Map」>「Create NormalMap」で法線マップも
書き出せます。

385-Zbrush04

ただ「Clone NM」を押すとAlphaではなく
「Texture」に転送されますw
「Targent」をOnにして「Flip V」をクリックして「Export」で
書き出します。
「GoZ」を利用してテクスチャごとMAYAに転送できます。
上記の各テクスチャを作成したら「GoZ」でMAYAへ
シェーダも作成された状態で開きますので楽チンですが、
適用されているテクスチャはzbrushの
GoZのプロジェクトフォルダになりますので、
変更が必要になります。

複数パーツをマージ

351-Marge

先日のGozを利用して、体・羽・靴などバラバラのパーツを
MAYAに転送してひとつのオブジェクトにまとめました。
首輪があるので、頭と胴体と分けてあります。
Zbrushに戻して、メッシュ構造が変わってしまったので
「Project All」で転写します。
くわしいやり方は過去記事で~

http://www.muro8.com/muro8_blog/archives/2009/11/post-20.html

制作データが残ってなくて手抜きでスイマセンw

新機能「Goz」を試して

GozとはZbrushの新機能の一つで、ボタン一つで他のソフトに
モデルを渡す事ができるすぐれものです。
設定は「Preference」>「GoZ」から行います。

343-Goz01

「path to …」はGoZで使いたいアプリケーションの
場所を指定
するもので、初めてGoZを起動した場合は自動的に
画面が出ます。
「3Dアプリのexeのあるフォルダの指定」>
「GoZのインストール」
という
手順となり、3DアプリごとにGoZを入れることになります。

344-Goz02

「GoZ」は現在選択されているSubToolのみが対象となります。
「All」はすべてのSubToolが対象となります。
「Visible」は表示されているSubToolが対象となります。
右端の「R」ボタンを押すと、アプリケーションの切り替えを
行う画面が出ます。(わかりずらいw)

347-Goz03

3Dアプリからzbrushに戻すには、MAYAだとシェルのアイコンで、
MAXだとメニュー>GoZ>GoZBrushで戻れます。