おおよその形ができてきたところで構図を決めてしまいます。
レンダリングはMAYAで行うので、zbrushからGozでMAYAへ
作成>カメラ>カメラで
パースビューをパネル>パースビュー>camera1
カメラビューに変更してよい構図を探し、次にライティングを
行います。
今回は4つのライトを使ってライティングしますが、
効果がしっかりとわかるように一つずつ置いてその効果を
確認しながら進めていきます。
オブジェクトに「lambert1」のマテリアルを適用しておきます。
メインのライトのみで、
ライトはエリアライト・レイトレースシャドウ。
「お腹側」からのフィルライトで暖色系の光にしています。
「背中側」からのフィルライトで寒色系の光にしています。
斜め後ろからのリムライトで強めにしています。
レンダリングしたら「イメージを維持します」で
レンダリング画像を保存しておき、比較しながら行わないと
効率よくライティングできませんね~
尻尾をどうやって曲げるか?悩んだあげく結局3dsMaxでボーン
入れて曲げましたw
zbrushだけでうまい方法があるのかな~なんて考えている間にGozで
Maxへ、さくっとボーンを描いて瓶に這わせるように曲げて伸ばして
完成ですw
Gozで再びzbrushにもどすと、見事に曲がって帰ってきました~
ついでに目玉もMaxで作成して持ってきちゃいました。
まっすぐな状態のオブジェを保存しておけば
いつでも戻せますので楽ですね。
Sdivのレベルを4にしてスカルプします。
細かい部分を作業するときはSdiv4で、形全体など大きく変更する
場合はSdivを下げて彫り込みます。
常に全体を意識しながら、細かい所~大きな所~を切り分けて
いきましょ。
最終的にはSdiv6まで使って彫り込みました~
さて、どうやって尻尾まげていきましょうかw
Gozの機能が出来てからものすごく楽に他の統合アプリに持っていくことができるようになりました。
私の場合は3dsMaxかMayaに持っていくのですが、UV作成や
レンダリングだけではなくエッジの流れやモデルを整えたりします。
zbrushはエッジの流れとかあまり気にしないで、またはそういう
従来のモデリング方法を知らない人でもできますみたいなノリで
宣伝されていましたが、モデリングではやはり綺麗なエッジの流れ、
多角形・ダブルエッジ禁止などは常に意識していきたいと思います。
そのためには従来型のモデリングの基礎の部分をおろそかにしないで
おく事は重要だと思います。
今回はZSphereを使ってモデリングしてみます。
ZSphereとはZBrush独特のモデリング方法で、ZSphereと呼ばれる
球体をつないで基本形状を作り、それをポリゴン化して、
さらに編集していくというやり方です。
ドラッグすると上半分の色が暗くなった赤い球体が描かれます。
これは球体の上下を分かりやすくするためですが、中心がどこだか
わからないので「シンメトリーモード」で作業すると赤い丸が
表示されるのでわかりやすいです。
一つ目を描画したらすぐに「Draw」モードにします。
(上の画像は練習用です)
シンメトリーにしたり、単独にしたり切り替えながらドラッグして
ZSphereを積み重ねてモデリングしていきます。
Tool>Adaptive Skin>Previewでポリゴンの状態を確認でき、
ALT+クリックでZsphereを削除することができます。
イラレで描いたパスをMaxにインポートして
「レイズ」モデファイヤで瓶にしました。
Gozを使ってzbrushに戻して、オトシゴと合わせてみます。
フリーランスのデザイナー 3D、編集、DTP・WEBと 何でもござれの 歌って踊れる? グラフィックデザイナー。 色々な学校でCGの講師業も やっており、自分でも何が 本業かわからなくなって いますが、手の届く範囲で 小さく活動中。