「Motion Builder」カテゴリーアーカイブ

Autodesk Motion BuilderのTipsや機能紹介、作品での使いどころを紹介します。
バージョンは変わりますので、タグで確認して下さい。

テキサスのビリー登場

テキサスに住む自動車修理工の「ビリー」はステーキとビール、そしてダンスをこよなく愛する気のいいポッチャリさんです。
今回は彼を使って、MAYAのソフトボディの授業を行いましたが、どこをゆらすかと言うとビールっ腹ですw
ただ揺らすだけでは面白くないので、ダンスをさせてみます。
モデリングは3ds Maxを、テクスチャはZbrush、スケルトンはMAYA、モーションはMotion Builderとごちゃ混ぜで制作していきます。

トラブル続きで

週末、いつものように3ds Maxを使っていると、気がつかなかったの
ですがメニューの一部が表示されない!!ショートカット使えば
問題ないといえば問題がないのですが、気分が悪いので
再インストールやらグラボの
ドライバー入れなおしたりとか、格闘しましたが・・・・変化なしw

めんどくさかったので、一気にバージョンアップしましたw
新学期に合わせて各ソフトをアップしなければならなかったので、
まぁ~丁度いいかな?ってな感じですが、
機械やソフトに振り回されている感じがしてイヤですな。

ビルダーでポーズ

394-TStance

マップも書き出せたので、モデルデータもFBXで書き出して
モーションビルダーへ。
スケルトンはビルダー用の命名規則で名前が付いているので、
楽々キャラクタライズできます。
今回のキャラクターは翼がありスケルトンも入っています。
こういう場合、翼にアニメーションつける時は翼用のリグを組むか
スケルトン自体にアニメーションをつけるのですが、
毎回スケルトンを選択してキーを作成するのはメンドイので、
「Character Extension」を使ってコントロールリグの中に
組み込んでしまいます。
つまり、「Full Body」モードでキーを作成すると組み込まれた
スケルトンにもキーが作成されるということです。

395-Extension

キャラクタライズの後、Navigator>characterで作成した
キャラクターを選択して
右クリック>Create Character Extensionで作成します。
次に組み込みたいスケルトンを「Alt」を押しながら
作成した「Character Extension」に
ドラック>「Add to Character Extension」
でできあがりです。
今回は翼のスケルトンではなく、武器の「槍」をエクステンションに
組み込みました。

398-Poses

10フレーム毎にポーズをつけて、キーフレームを作成し
最終的には「Plot」してMayaへ戻します。

モデリングのポーズ

367-Pose01

キャラのモデリングする時のポーズについてです。
今回はベースポーズが2回変わっています。
ただモデリングするのであれば、モデリングしやすいポーズで
構いません。
それが一番左のポーズでした。
このポーズだと肩の部分の造形がやりやすいので
今回はこのポーズにしたのですが、モーションビルダーに
持っていく際にはTスタンスの方がよいとの事で、
本来Tスタンスというと一番右のポーズをさすのですが
若干下がり気味のTスタンスに変えましたが・・・

370-Pose02

ビルダーで手のフロアコンタクトの設定が

「手のひらが前向き」だとうまく設定できないのですw
モデリングとしては、手のひらが前向きだと手首にネジレが
入らないので、モデリングはやりやすいです。
さらに、最初の図の左のポーズのほうがヒネリやネジレが
あまりない分、モデリングがさらにやりやすかったのですが、
他のソフトと連携しなければならないとなると、
ポーズは考えなければなりません。
ってな事はなく単純にスケルトンで変形させてビルダーに
持っていけば好いんですよ^^

手動でマッピングリストの設定

788-Maya_works

再び「Bob」のセットアップをビルダーで。
まず、Mayaから、書き出します。
(ファイル>すべてをエクスポート>FBX)

791-Builder_work01

Mayaからきたボブはチビッコなので、調整します。
Asset Browserの中のElementsにあるNullを選択して、
Viewerの中へドラッグ(1)
配置したNullを原点に移動させます(2)

793-Builder_CharaMap01

「ctrl」+Wでschematic viewにして、「p」でペアレントモードにします。
一度クリックして選択してから、nullに向かってドラッグして、
ペアレント化します。(ボブと骨たちの親にnull)
この後、Asset Browser>Templates>CharactersのCharacterを
Viewerにドラッグ。

796-Builder_CharaMap02

Navigator>Character Definitionの中の該当する骨とschematic viewで
骨の階層と名前を見ながら、一致させます。
(選択してから「Alt」を押しながらドラッグでスロットへ)

799-Builder_CharaMap

マッピングが終わったら、
Navigator>Character DefinitionのCharacterizaのチェックを入れて(1)
Characterダイアログボックスは「Biped」を選択して
マッピングが完了ました。(2)
続けてControl Rigのcreateを押し(3)、
出てきたCreate Control Rigダイアログボックスで
FK/IKを選択すれば、コントロールリグも完成します。(キャラクタライズ)

802-Builder_CharaMap04

あとはCtrl Rig Inのオプションをアクティブにすれば、
リグが使えるようになります。