ウエイトの調整の時は

377-Skin_Motion

スムーススキンを編集する時は、モーションをつけたほうが
やりやすいです。
「バインドポーズ」があるので、
ポーズをつけて>ウエイト調整>バインドポーズに戻す
の繰り返しでも良いのですが、変形がきれいにいくかどうか?
チェックする為にもポーズをアニメーションさせたほうが変形の
中間部分を見れるので作業が楽です。
MAYAでのキーフレーム作成のショートカットは「s」なので、
スケルトンを回転させて「s」を押してポーズをつけていきます。
間のモーションはどうでもよいので、私の場合は10フレーム毎に
ポーズをつけていますが、
この時大胆なポーズをつけるのがポイントです。

ウエイトの調整とか

360-Skin

スケルトンの描画が終わったらスキンとウエイトの調整ですが

http://www.muro8.com/muro8_blog/archives/maya-2008/

で紹介しているので、基本的な流れは過去記事で・・・

361-Skin01

Maya2011のコンポーネントエディタでは、
「ゼロカラムの非表示」にチェックが入っていても
ご覧の通り「0」が連発w
Sp1で改善されているとのことでしたが、スクショはSp1。

364-Skin04

0が連発されるのは3ds MAXで慣れているので
なんてことないですが、ペイントツールのほうが効率が
よいかもです。(私は併用しています)
この時、キーボードの矢印キーの上下で階層の移動が出来ます。
(ずっと気がつかなかった・・・)

スケルトンを描くぞ

352-Skeltons

モデリングが終了したので、「骨」を描き始めます。
基本は人体の構造と同じように作成していくのですが、いくつか
注意点があります。

353-Skelton01

MAYAでは「骨」をスケルトンと呼びますが、
小さな円の部分をジョイント、円と円をつなぐクサビ型の部分と
ボーンと呼び、あわせて、スケルトンと呼んでいます。
スケルトン > ジョイント ツール
クリックするたびに、ジョイントが作成され最後はEnterキーで
決定
します。
アウトライナで確認すると、ジョイントは親子のツリー構造に
なっていることから、描く順番が重要となります。

356-Skelton02

体の構造にそってクリックしていくのですが、大雑把に描いてから
微調整していきます。
キャラクターの関節とジョイント位置をあわせるのですが、
移動モードでホーンの長さや位置が変わるのですが、
長さを変更する場合は「移動ツール」
向きや角度を変える場合は「回転ツール」
としっかりと
使い分けます。
これを怠ると回転して欲しい方向に回転しなくなります。
ジョイントの向きが回転して欲しい方向に向いている事が
ポイントです。
描いたら「回転ツール」の「回転設定」を「ローカル」に
切り替えて回転の方向をしっかりと確認
してみましょう。

359-Skelton

このキャラクターは足を開いた状態でモデリングしたので
スケルトンも曲げて入れます。
この時左足は回転してから角度をあわせて、移動のツールで
長さを変更します。
一方、右足は移動ツールのみであわせています。
見た目は一緒ですが、ピボットの向きを確認してみてくださいね。
このままではうまく曲がりませんw

複数パーツをマージ

351-Marge

先日のGozを利用して、体・羽・靴などバラバラのパーツを
MAYAに転送してひとつのオブジェクトにまとめました。
首輪があるので、頭と胴体と分けてあります。
Zbrushに戻して、メッシュ構造が変わってしまったので
「Project All」で転写します。
くわしいやり方は過去記事で~

http://www.muro8.com/muro8_blog/archives/2009/11/post-20.html

制作データが残ってなくて手抜きでスイマセンw

新機能「Goz」を試して

GozとはZbrushの新機能の一つで、ボタン一つで他のソフトに
モデルを渡す事ができるすぐれものです。
設定は「Preference」>「GoZ」から行います。

343-Goz01

「path to …」はGoZで使いたいアプリケーションの
場所を指定
するもので、初めてGoZを起動した場合は自動的に
画面が出ます。
「3Dアプリのexeのあるフォルダの指定」>
「GoZのインストール」
という
手順となり、3DアプリごとにGoZを入れることになります。

344-Goz02

「GoZ」は現在選択されているSubToolのみが対象となります。
「All」はすべてのSubToolが対象となります。
「Visible」は表示されているSubToolが対象となります。
右端の「R」ボタンを押すと、アプリケーションの切り替えを
行う画面が出ます。(わかりずらいw)

347-Goz03

3Dアプリからzbrushに戻すには、MAYAだとシェルのアイコンで、
MAXだとメニュー>GoZ>GoZBrushで戻れます。